勉強はできなくてもよい。人間性が大事
私が、小中学校時代に先生からよく聞かされたフレーズ。おっしゃる通りなんですけど、小中学生なんて勉強する意味なんて良く分からず、将来の夢もぼんやりとしたイメージでしかない中で、学校でこんなことを延々言われたら勉強しなくなりますよね。普通。勉強が好きなんてのは多くの場合後天的なもので、生まれながらに勉強が好きなんて子はなかなかいないんじゃないかな。。。
学校教育って、一種の洗脳だと思います。それ自体は悪いことではないと思います。でもどうせ洗脳するなら良い方向に洗脳して欲しいですよね。この点、私の小中学校なんて、先生が不良漫画大好きで、授業中に「勉強なんてできなくてよい。前田太尊(ろくでなしブルース、知ってます?)みたいな人間になれ」なんて言ってる訳ですよ。ただでさえ子供なんて漫画に影響されやすいのに、先生までそんなだから、みんなかっこいいの基準は不良。私も含めてみんな不良まっしぐら。
そうやって徐々にみんな道を踏み外していきます。勉強が良くできる子も、そんな価値観に囲まれて孤軍奮闘頑張るなんて不可能ですよ。そういう学校でそういう人たちに囲まれて生きていく中で徐々にそういう考え方に順応していきます。そうやって、世の中の格差は慣性を持って残り続けます。機会の不平等って、こうした日常の中にたくさん潜んでいるように思います。あの頃の友達、みんな元気かな。。。